大平浩哉 『世紀末国語教育論』



1.概要

大平浩哉氏の第三論集。宮城教育大学と早稲田大学在職中での論文を載せたもの。

2.目次

T いま問われている国語科教育
1 世紀末の状況から新時代への展望を
2 「国語の正答は一つか?」をめぐって
3 誤解されている音声言語教育
4 古典教育の地平をひらくとき
U 読みの指導をどう改善するか
1 求心的読解指導と遠心的鑑賞指導
  −「正答は一つ?」をめぐる課題への提言
2 戦争文学教材研究序説
  −「沖縄の手記から」と「野火」を中心として
V 言葉の環境、話し言葉の教育
1 言語環境としての学校
2 音声言語教育に関する基礎的研究
  −不振の背景と充実の方途について
W 表現力を育てるために
1 考える力を養う表現活動
2 学校全体で取り組む
3 表現力を育てる国語の指導と評価
X 授業改善への方策
1 形成的評価と授業の改善
  −この平凡にして新しきもの
2 国語における国際化への対応とは何か
  −新しい視点からの授業改善
3 高等学校国語における単元学習
(参考) 新しい実践のために
1 新課程の国語科教育と授業改善
2 新しい国語科教育とその背景(講演)
所収論文初出一覧
あとがき

3.書籍情報 

著 者 大平浩哉 (C)Kouya Ohhira
書 名 『世紀末国語教育論』
発 行 1995年2月10日 初版印刷
1995年2月12日 初版発行
書籍番号 ISBN 4-8422-0179-7
定 価 2,800円(税別)
判 型 A5判、上製(カバー)
ページ 279
出版社 有朋堂

4.著者紹介 

大平 浩哉(おおひら こうや)

【経歴】(書籍奥付より)
1927年岩手県に生まれる。東北大学文学部国文学科卒業。都立高校教諭、都立高専教授、文部省初等中等教育局教科調査官・視学官、宮城教育大学教授を経て、現在、早稲田大学教育学部教授。
【主な著書】
『新しい国語教育の方向と課題』(有朋堂)
『二十一世紀を目指す国語科教育』(有朋堂)
『世紀末国語教育論』(有朋堂)
『国語教育改革論』(愛育社)

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