鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.08.20  桃のかたち

 昔話の「桃太郎」にはいろいろな種類があって、多くの絵本ではだいたい似ている話です。で、その「桃太郎」の絵本に出てくる桃です。てっぺんが突き出ている桃ですが、あれがあるのかどうか。今まで食べた桃はほとんどがてっぺんがくぼんでいました。それゆえ、あの絵本のようにとんがったものはすももぐらいで、いったいどのような桃が不思議でした。そして和菓子もです。和菓子の桃に似せたものはてっぺんがとんがっています。このとんがり、何から由来するのか、多分、白桃ではない桃なのでしょう。では、古代や中世、近世ではどのような桃を食べていたのか。古事記の桃は、ヤマモモ説もあるようで、でも、形はやはり白桃と同じです。本当のところ、桃の形はどこから出たのか、家紋か何かか。李か何か。別段、大切ではないのですが、時に気になったりします。
  少し前に「詩経」の「桃の...」のことを思い出したので、ふと、形にこだわりました。

 姓と名の間に空白を入れると読みやすくなります。ただ、文字数によってはこれがいいかどうかわからなくなります。出版目録でも姓名の間に空白があるのと、ないのとがあって、三文字だと、○○●となったりします。○○●●と四文字ならわかりますが、○●●●の場合はどうするか。○○●●●の場合、○○○○●の場合。そういう場合はどうするかですね。空白を入れるかどうか、ここのところは読みやすさの問題なのですが、難しいところです。

[今日の記録]
睡眠時間:2:00就寝、7:40起床、5:40時間。
最高気温:35度

前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2005,Kurokawa Takahiro All rights reserved.
  かくかい