鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.08.19  生誕100年

 作家のことを年に一度、生没を調べていながら、ずっと失念していて、新聞で、伊藤整の生誕100年を知りました。『日本文壇史』は全巻持っていながら、読んだの数冊で、そのまま放置してありますが、この機会に読んでみたいと思いました。講談社学芸文庫に『文学入門』があり、また、裁判にもなった『チャタレイ夫人の恋人』は新潮文庫にあります。こちらは伊藤整の次男の伊藤礼氏が補訳したものです。小林多喜二の二年交配で、小樽の生まれの伊藤整、裁判のことがなければまだ活躍も期待できたかもしれません。

 ようやく東京に戻りましたが、暑さ、湿気に閉口しています。深夜でも蝉の鳴き声に悩まされながら、暑苦しい熱帯夜を過ごしました。

 帰宅したら、大村はま先生の『忘れえぬことば』が届いていました。DVD付きですから、記念に購入するのがよいかと。

 帰宅して、メールが約1000通。そのうちに私信が1通。MLやNEWSが50通ほど。残りがスパムとウィルス。スパムは、郵便受けに入れられるチラシのようですね。捨てても捨てても入ってくる。

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