鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.02.06  靴磨き

 少々風邪気味ですが、花粉症かも知れません。この鼻の詰まる感じは。寝ても寝ても、症状がよくなりませんので、すなおに花粉症ということにしています。

 何年かぶりに靴を磨きました。高校の時は、毎週日曜日に磨いていた気がします。高校生だからなんとか大人の意識があったのでしょう。光り輝く靴を履くということで、一般人になれたような気がしていて、汚れているのは好まなかったのです。今では、別段汚れていても感知していません。どうでもいいという気持ちで、雨に濡れてもそのままでした。靴墨は薄くのばした方がいいのですが、つい、厚めに塗って、それから磨くのが癖です。週に1回はクリームで保湿したほうが革製品にはいいのですが、そういう余裕というか、靴を磨くという考えがすでにありませんでした。靴を磨くとは、社会的な地位もありますが、ものを大切にするという気質なのでしょう。誰のために磨くというのではなくて、革製品を大切にする心が靴を磨くことなのですから、きれいにすることよりも、手入れをする意識を植え付けていくことが大切だと思います。
  そう考えると服の手入れもそうなのでしょうが、でも、手入れはしなくなってしまいました。ブラシも月に1回程度です。だんだんずぼらになっていきます。
  背広に関してはもっと頓着していません。交替で着るというのが苦手で、これを着るならそのまま毎日着ていくという発想があります。交替するほうが服にはいいのですが、面倒なのです。服を選ぶと言うことが。だから、同じものになりますが、それでは何なので、一応ネクタイだけは日替わりにしています。それも、前日、どれを着けたかを覚えるのが面倒なので、2本を交互に着けることに。その方が楽です。でも、これが、貧乏との印象を受けたのか、贈り物ではネクタイや靴下がほとんどでした。これも実は困ったもので、靴下とネクタイが溢れてます。靴下や下着は穴が開くまで着ますから、3年間は持ちます。だから、溜まってしまうのですね。いろいろと。

 雲のむこうのサントラをようやく聞きました。まだ映画をみていないのに。Airの作画がとてもきれいだとか。

 最近、コガラをよく見かけます。コガラなのかどうかはもう少し検証しなければいけませんが、頭の黒色も一般的なコガラよりも少ない気がしますので、もしかしたら、別かもしれません。一応、それまではコガラとしておきます。一応の頭の整理のためで、説明のためではありません。

 パソコンで印刷する際のフォント、まだまよっています。ヒラギノがいいのですが、少し字の懐が大きすぎて、といっても、リュウミンは仮名の形があまりよくなくて、なかなかいいものがありません。

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