鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.02.03  経済の循環

 宅配便のダンボールはたばこ臭いのが多くて、困ります。中の品物は大概ビニールで包まれていますから、いいのですが、包まれていないと、それもたばこ臭かったりします。レンタカーがそうですね。タバコ臭いのが多くて、最近は禁煙車も増えました。子どもがいる家族やぜんそく気味の人にとっては、禁煙車は必要です。

 昨日の続きで、状況感知型ヘルプはだれでもできるプログラムで、それを使えば、マウスのイベントでどこの作業かがわかるようにヘルプを起動できるわけですから、コンテキストIDは感知でき、そうなると、誰でもちょっとのことで、できてしまいます。それに対しての特許かどうかわかりませんが、ビデオで街の方角を録れば、景色が映るというのと、似ています。それゆえ特許として認定していいものかどうか。プログラムの幅せばめていくことになります。もっとも、特許で認定し行くことで、著作権保護にもなります。どちらが良いということではないですが、これで、国内ソフトの需要が下がれば、訴訟した方も、相手が居るから訴訟でき、金ももらえるわけで、今後は同特許は使われなくなるでしょうから、金は入らなくなります。これが最後の賭という構図にならなければいいのですが。産業の衰退ですね。多く使われることで広まることもあります。Acrobatの文書構造がオープンになって、いろいろなソフトが出てきて、その分、pdfは以前よりも一般化してきました。それを鑑みると、必要なのは同じ産業界の発展なのです。日本に於けるソフト開発は斜陽と言ってもいいでしょう。国内ソフトで汎用で世界シェアを占めるのは少ないと思います。その問題をどうクリアするかですね。
  ジャストシステムや松下のどちからに軍配というのではなくて、こういうことは企業にとっても必要な裁判ではありますが、それが社会全体の産業振興にどのように促進するか、それを考えた方がいいと思います。今の時代では、生き残りの競争は当然ですが、そうやって他を捨てるといつか自分も捨てられます。
  印刷業界がそうですね。コピー機や印刷機の発展で、企業内で印刷していく傾向があって、それがコストダウンということになるのでしょうけど、それで印刷業界が細くなっていくわけで、それで消費は低下しますから、結果として経済全体が落ち込んでいきます。自分だけが利益と思っていると、どんどんしわ寄せが来ます。循環型社会の日本ですから、いろいろ金を落とすことで、それが回っていくのです。使うことを奨励し、そして、そのお金でいろいろいな人か生活できるというようにしていくべきでしょう。均一ではないが、それでも社会を存続させるだけの力を持つようにしていかないと、生産者は減ってどんどん輸入に頼り、結果として国内消費は低下していく。それが借金を増加させて、規格や規則も海外の特定の場所に合わせていく。その結果自由が奪われているという図式にならないことを願います。

 ベネッセに頼んでおいた報告書が到着。最近はpdfで閲覧可能なものもありますが、やはり印刷媒体は必要です。可搬性で。携帯電話が普及した今、可搬性もだんだんとボーダレスになりますが、まだまだ先のようです。

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