鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.04.25  薔薇の花束

  よくドラマや漫画でも、誇張されて使われるのが薔薇。薔薇そのものよりも、薔薇のイメージで、貴公子や金持ちや、恋愛感情や、いろいろな代名詞のように扱われます。よくみられるのが、好きな人から薔薇の花束を貰って告白されるというもの。ほとんど薔薇で見えない送り主に、遅れた方(ほとんどの場合が女性)がそれを受け取るというシーン。男性の恥じらいは花に隠されるわけですね。ジゴロの場合もありますが。
  薔薇の絵柄だと、高貴や、金持ちや、美人とかいろいろなイメージで使われるのでしょうから、タオルやカーテンや、ベットカバーや、絨毯や、壁紙やら、いろいろなものに象徴として使うこともあります。薔薇というイメージは一般的に高いレベルという意味が込められているようです。
  で、「俺様が」というような口調の人が、薔薇の花束を女性に渡すとしたら、果たして、その花束は、どれぐらいの量なのかというのが、今回の疑問。昨日、花やでクレマチスを買いましたので、そのついでに店主に尋ねました。

「おたずねしますが、薔薇の花束、よく漫画で見られる、あの一杯の花束ですが、何本ぐらいになりますかね。」
「30本ぐらいでかなりボリュームありますよ。」
「50本だとどうでしょう。」
「それだと、持つところが大根よりも大きくなるから、持ちにくいでしょう。」
「持てないことはありませんか。」
「そりゃ、持てますよ。ただ、重いですよ。長い時間持っていたら、腕をおかしくしますよ。」
「100本だとどうでしょう。」
「作れと言えば作りますが、持てませんよ。」
「あのー、50本だと、ちなみに、幾らぐらいになりますか。」
「2万位ですね。かすみ草を入れて。でも、50本だとかすみ草をかなり入れないと、映えませんよ。」
「じゃあ、30本が普通だと。」
「そう。ああ、ちょうど、40本で花束頼まれてる出来てますから、見ます?」
「あ、いいですか。」
「これですよ。」
「おー、かなり大きいですね。」
「両手で抱えないとね。」
「一瞬、持っても良いですか。」
「ちょっとならね。」

 正確ではないかもしれませんが、こんなやりとりでした。で、持ちましたよ、40本の薔薇の花束。けっこう重かったですが、両手なら、なんとか持てますね。50本だと、きつそうですし、100本はまずあり得ないですね。もらった方も、100本の処理は大変ですよ。家に帰って、それぞれ水切して、活けるとしても、花瓶が足りなくなりますね。
  で、その40本の花束はどういう人が買ったかついては、問うことなく、花やを後にしました。クレマチスの鉢よりも40本の薔薇の方が重かったですし、何倍も高かったですね。
  ただ、一度でいいから、50本の薔薇の花束、贈ってみたいものです。一回きりで、後はしませんが。おもいきり、きざな台詞でね。

 久しぶりに、6時間以上寝ましたが、かえって眠さが強くなって、だるい一日でした。起きて、仕事して、ようやく夜に自由時間に。それでも、溜まった仕事があるので、それをしてました。休みといって、休みになるときは、少ないですね。

 見る時間もないのに、テレビの番組を予約。
「光とともに…自閉症児を抱えて」
「ホームドラマ!」
「電池が切れるまで」
見る時間なのに、そして、初回からでないのに、録るというのもどうかと。

 久しぶりに、日付通りに書いたので、長くなりました。いつもは日付が過ぎてから書いているので、内容が短くなってしまいます。

 昼寝は20分が適当で、横にならず、椅子で寝るのがいいらしいです。で、寝る前に緑茶かコーヒー飲んで寝るといいらしいですね。20分寝て起きると、脳が元のように働くまで、20分かかるので、計40分。明日からこれを実践してみようかと。

 3:40就寝、11:30起床、7:50睡眠。
  朝食、なし。昼食、パン1枚、野菜スープ。夕食、ごはん、みそ汁、サラダ、ハンバーグ。夜食、甘夏。

 
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