鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.12.16  マスク   
 

  久しぶりに、金曜日以外に大学に来て、本を調べました。なかなかはかどらず、20冊ほどしか調べられませんでしたね。若いときは、短時間でも100冊は調べたから、衰えています。

 本に囲まれると、安心します。しかし、本といっても、小説はあまり読まないのですね。知識を与えてくれる本が好きなようです。でも、そうすると百科事典がいいと言われますが、あれはどうも好きになれません。使うことは使うのですが、どうも百科事典はそれまでの知識をこねくり回しているだけで、理論でのみ出来ていることが多いようです。昔の三省堂の百科事典のように、定義がきちんとなっていると、いいのですが、そうでないと、胡散臭さを感じてしまいます。
  国語辞典はことばがたくさんあっていいのですが、その次だと、調査したり実験したり、フィールドワークのあるものですね。そういうのは読んでいて楽しいですね。職人芸とかいうと、集中して読んでしまいます。見せ物小屋のことを書いた本や、印刷所がコンピュータ化した本などは、惹かれるように読んでました。
  新しい知識を増やす、それは増やすのみならず、発見なのですね。発見の楽しさがあるから、図書館に籠もっていても、苦になりません。
  来週は図書館に行く時間が少しできますから、楽しみです。
  ただ、家のたまりすぎている本については、いずれ処分もしないと。パソコン関係のはすぐに古くなりますから、もう少ししたら処分できますが、それ以外はなかなか処分できませんね。文庫本から処分しましょうか。
  最近、古書の購入冊数がめっきり減ってしまったから、また買い続けないといけませんね。買い続けるといい本に出逢いますが、そうでないと、出会えませんね。

 あまりにも寒いので、ついにマスクを買ってつけてました。元来、靴下とかマスクとか、マフラーとか、手袋はきらいなのです。体に密着するものがどうも締め付けられる感覚で、そして靴下は汗をかきやすいので、家では裸足の方が多いのですが、でも、寒さには負けます。で、家では発熱素材入りの靴下を履いてます。で、もっと寒くなると、防寒用靴下にしますね。マフラーは寒さよけですが、首筋の保護ですね。手袋は、ダマールの。で、マスクが一番安くて、コンビニの98円のです。マスクが防寒になると悟ったのは最近で、花粉症になってからですね。で、花粉症の時もほとんどがまんしてました。でも、今年からふと、マスクをしてみたら、これがけっこう具合がいいのです。何がいいかというと、たばこの煙をさけるのにちょうどいいのですね。それで、いままでつけたくないという意識を取り払って、つけるべきならつけることにしました。けっこう温かいですし、ほこりを吸わなくていいので、夜は楽です。

 本屋さんの借金の支払い。今月は38000円。

 浜本先生から加藤宏文先生の200字作文のコメントについてうかがいました。なるほどです。

 クォークを使ってDTPをしている人に、データを渡すのですが、jpgなのでどうするか思案中。PDFで渡すのが一番いいと思うのですが。

 すっかり、銀杏の葉も落ちてきました。一面の黄色の絨毯、この季節だけの美しさですね。もう冬です。

 5:50就寝、7:40起床、1:50睡眠。かなり眠いですね。徹夜した方がまだすっきりしてました。

     
前へ 目次へ 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2003,Kurokawa Takahiro All rights reserved. see you next time