鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.10.16  復活 
 

 本日から復活です。お待たせしました。

 いえ、別に、入院したわけでも、旅行に行ったのでもありませんし、ついにサイト閉鎖ということでもありません。現実社会にいやなことがあって辛いとか、鬱病が再発して困ったとかいうことではありませんし、ある人物に関してのいろいろなことでもありません。こう書くと、きっと誤解されるでしょうね。何もないけど、誇張して書くと、フィクションになります。もっとも、書くこと自体が主観ですから、すべてフィクションですね。

 先週の水曜日からのネット接続変更とパソコン設定変更でトラブルがあって、なんどやっても、ドライバーが異常で治りませんでした。しかたなしに、HDDを再フォーマットして再インストをして、問題点を発見するために、何度も再フォーマットして、疲れ果てました。で、原因がわかり、そのドライバをインストールしないことにして、再フォーマットしたのが、土曜日です。そこからソフトのインストールをしたのですが、30G以上あるので、今日になってもまだ残り20枚のCD-ROMと格闘します。インストール、再起動、アップデート、再起動の繰り返しで、つい、うとうとと。それで、寝てしまうこともたひたび。
 今回の変更点は、お座敷パソコンから脱却です。股関節の痛みがひどく、くるぶしに痛みを感じてしまい、これは机と椅子の生活にしなければならないと、ついに部屋の模様替えに挑戦。机を古道具屋から買ってきて、それで、椅子のパソコン生活に。今までパソコンと本は南側にありましたが、北側の部屋へ移動。これが結構大変で、多量の本の移動とパソコンの移動。そしてついでにネット接続を変更しました。メインパソコンは有線ですが、ノートはすべて無線でLANにしました。これでどこでもネットができます。もっとも、ノートは画像と音声処理用ですから、ネットするのはソフトのアップデートだけですね。

 いろいろ書きたいことはあったのですが、時間がなくて省略してしまい、ついにネタ自信も忘れてしまいました。いずれ思い出したら書きます。

 椅子の生活になって、椅子で寝てしまうことがしばしば。以前はあぐら椅子を使ってましたが、今回は椅子なので、太ももの圧迫がありますね。これが異常な違和感です。なるべく足を前へ出すのですが、でも、足がだるくなります。

 百合の花粉をステンレスの流しに落としてしまったひとが、擦っても落ちないと嘆いていたので、「熱湯をかけると落ちるよ」とアドバイス。その通り落ちました。別に「伊東家の食卓」で学んだのではないですが、ステンレスに花粉なら熱湯とうのは、いわゆる「そういうもの」ですよね。知らない人への非難ではないのです。ただ、こういう無駄なことを知っていても、40年に一回は使えるのだという事実です。毎日や数日に一回使える知識は有効ですが、このように40年に一度使える知識は、無駄な知識と言えますね。ただ、使えたという点では無駄ではありますが、有効ではあったと思います。

 やる気を育てるにはどうしたらいいか、という相談をここのところいろいろな方から受けますが、ほっておくことと、コミュニケーションすると、励ますこと、そして第一に楽しくなるようにすること、これだと思います。矛盾するようですが、これが一番効くでしょうね。

 やっぱり日乗は書き続けて意味があるようです。間が空くと、再開するのも面倒になりますね。そう言う意味では、習慣を習慣のままにしておくのがいいのでしょう。理由なんていらないのです。書く理由は後から考えます。ただ、書くこと、書き続けることに意味があるのでしょうね。内容ではなく、書くこと自体に意味があるのです。なぜなら、内容を記憶することはありまありませんし、そして、ここを見る人も、この文書を読んだら、しばらくして、1日か2日で忘れますね。その繰り返しです。忘れるから、新しいものに出会えます。だから、忘れるのです。試験勉強をして、試験が終わったらすっかり忘れるのに似てますね。だから、記憶するために、何度も何度も読んだり書いたりするのです。それしかないのです。いつになって、この基本は変わることなく、続けられる営みなんですよね。

 土曜日に重い荷物を一回運んだら、その夜から、肩が痛くなり、そして、腕にしびれが。症状が40肩にそっくりです。でも、腕は上がります。難しいところですね。時折、右手の甲がしびれて、鈍痛がします。それで、家ではサポーターが必需品となってます。

 本は最近まったく購入せず。CDはいくつか。ただ、買ったものを忘れたので、記しません。以前はパソコンで音楽を聴いてましたが、最近はパソコンをしながらMDで効いてます。その方がいいからではなくて、単にMDの方が移動に便利だからですね。

 寒くなりました。ついに昨日から暖房を入れました。明日から、普段着も冬着になります。今は夏着のままなので、かなり寒かったですね。

 京王百貨店の新宿店で各地の名品を販売。栗甘納豆と岐阜の団子と、赤福は食べたいですね。

 浜本研究室の復帰は再来週になりそうです。来週はまた無理ですね。土曜日に浜本先生の講演がありますが、それは行けるか微妙ですね。

 いつもの契約農家からのみかんが到着。今年は味が薄いそうです。水っぽいですね。年末のに期待します。

 パソコンのトラブルが治るのが、土曜日の予定です。これでやっと紀要を印刷所に回せます。これに関しては、責任を痛感していて、辞任を考えてますが、なかなかそうもいかない事情ですね。いっそ、全て引いた方が楽なのは楽なのですが、それも逃げかもしれませんし。たまりにたまった仕事の山を見ると、なんだか、なんのためにやっているのか、わからなくなります。そういうものだということは、十分にわかっていてもですね。終わりのない迷路にはまったような忙しさですが、それでも生きているのが不思議です。

 睡眠不足で早死にすると言われて、でも、睡眠不足を続けてもう数年。この一年の睡眠不足はかなりですが、でもまだ生きてます。このまま続けてみますが、たぶん、数年は行けるでしょうが、別の意味で、ダメージが来るでしょうね。それも近々。予言ではありません。単に自分の限界への示唆を自分にしているだけなのです。

 言いたいことがあっても言えない性格ということについて議論。実に深いです。よく愚痴と抗議を間違えて、子どもの愚痴を抗議ととらえて、問題にしていく親がいますが、その人を責めることはできませんね。多くの場合は、そういう誤解に成り立っているのですから。誤解ばかりで、真意が見えないのは当然なのかもしれません。それを取り除くには、格段の努力が必要ですね。自分の価値観を変えるために。価値観を変えることは難しく、それは、まずはできないのですが、でも、変えていくことで、新しい自分、自分を好きになることができたら、いいことだと思います。

 せっぱ詰まった状況にいるのは変わり有りません。ただ、日乗を休んでいる時に、このまま休んでもいいかなと思ったのは事実。理由は、申しません。
 体調の芳しくないのはいつもの通りです。科研費も最後のまとめをしないといけませんね。たまりすぎた仕事を軽減して、絞ろうと思います。最低限のしたいこととすることを分けていかないと、続かなくなりますしね。

 書きすぎると愚痴になりそうですので、この辺で。

 5:00就寝、7:00起床、2:00睡眠。


前へ 目次へ 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2003,Kurokawa Takahiro All rights reserved.
.