2003.01.25 最終講義

今日は、先生方の最終講義。
早稲田大学国語教育学会 214回例会
2003年1月25日(土) 15:00−  早稲田大学 小野講堂
1.戦後日本の文学教育 48年目の実践報告
   田近 洵一(早稲田大学)
2.「文学史」講義の一齣 −『有る女』と”自然”−
   杉野 要吉(早稲田大学)
 習った先生方の最終講義というのは寂しいですが、有る意味では現役の証拠だと思います。榎本隆司先生、戸谷高明先生、難波喜造先生、岩淵匡先生、小林保治先生、堀切実先生、堀誠先生、町田守弘先生をはじめ諸先生方とお会いできたのもうれしいことです。

 田近先生の講演は48年前の実践報告、報告したのは46年前の日文協ですが、その時の「ビルマの竪琴」の実践でした。以前の学会で、「現場の教師は実践に命をかけている」という意見に触発されて、実践を披露することにしたそうです。生涯自分は教師であるという証なのでしょう。語り口も、熱の入った様子で、一人一人の様子を語るなど、教師そのものです。教師は何年経っても教え子の一言が励みになる、それは本当のことです。どんなことがあっても、教え子の一言は励みです。そして自分を伸ばすための触発となります。
 いつまでも新鮮な向上心を持っている先生の語り口は、懐かしさと、元気を与えてくれます。

 杉野先生からは「人間の心を掘り起こす」のが文学教育だとのことです。心を掘り起こすにはどうしたらいいか、それはこれからの課題でしょう。いい示唆でした。

 終了後懇親会でした。まずは大平浩哉先生に学習指導要領作成について問い合わせ。新しい発見がたくさんありました。堀切先生とも話し合い。ちょっとした憎まれ口のたたき合い。そして杉野先生との話。充実した懇親会でした。

 さて、その後、久しぶりに会った大塚君と文法について議論。難しいですね。けっきょく結論は出ず。それもいいでしょう。

田近洵一先生 最終講義の田近先生。一番前で撮影したので、顔だけです。というのも、横に杉野先生が座りましたので、出られなかったのです。それほど盛況でした。ちゃんとした画像は誰かからいただく予定です。当日の模様はビデオ撮影したものを借りる予定です。
懇親会 懇親会の様子、右に杉野要吉先生。左側に田近洵一先生。その右に大平浩哉先生。

 いろいろあったので、あまり記憶していませんが、ただ、2月に入ったら気分を変えて、今まで長かった精神的な不調を改善します。自力でできるでしょう。自律神経訓練をして回復させます。やっとやるべき道が見えてきました。自分では探せなくて、ほんの示唆を受けて自分で考えたら結論、いや方向性が見えてきたのです。たぶん、自分にも他人にも優しくなれそうな予感です。やっとトンネルを抜けそうです。2年ぶりでしょうか。この精神的な不調は、一昨年の1月から。ちょっとしたことなのですが、今までと思惑が違ったことが原因。いろいろ愚痴を言ってしまった方には感謝。励ましをいただいた方にも感謝しています。どんなことがあっても笑顔を対応して下さった先生方にも感謝です。来週いっぱいまではまだ悩みます。だけど、2月に入ったら精神的にも気分を変えます。そうしたら、サイトもほんの少し衣替えしようかと思います。
 今まではなるべくタグも減らし、フレームも使いませんでしたが、これからはビジュアルな面とオーソドックスな面と二つの側面から表現したいと思います。もちろん、そんな時間はないのは知っていますが、でも区切りとして変えてみたいのです。ただ、できるかどうかはわかりませんが。

本日購入のCD
Various 「魂の大地」
De Dannan「Ballroom 」
Altan「Best - First Ten Years 1986-1995」
Chieftains「Wide World Over - The Chieftains Greatest Hits」
いわゆるケルトミュージック。なんで買ったのかは不明。いわゆる衝動買い。そして、もう一つ、衝動レンタルが、X-JapanとSPEED。まったく脈絡なし。SPEEDは聴きたい一曲のみ。「wake me up!」。やはり、「ウォーターボーイズ」の影響です。

 明日は7時30分出勤。日曜出勤は来週も続きます。休みなし。この季節はしかたないですね。


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