鴛鴦呼蝉庵日乗
  2002.07.28 富士山
 26日に富士山に行って来ました。これで通算15回目の山頂だけど、とてもいい天気で江ノ島や房総半島まで見えました。あんなに景色がよかったのは久しぶりで、3回目ぐらいでしょうか。ただ、房総半島まで見えたのは初めてでした。東京のほうが霞んでいてはっきりとは見えなかったのですが、それでもそこにあることはわかりました。富士山から家が見えるかというと、それは無理で、見えるなら家は富士山と同じ大きさでないと同じようには見えませんね。去年、2001年は8月2日に登山してて、ちょうどいい晴れのち曇りで、降りるときには遠くまで見えました。今年はちょっと早いので天気に不安がありましたが、台風もそれて、条件はよかったのです。登山には曇りが一番いいですね。晴れていると汗が出で、体力も消耗してしまいます。
 今回は富士登山競走と重なり、7合目途中の岩場で先頭が追い抜いていきました。優勝した人は富士吉田の市役所から2時間53分ぐらいで山頂にいくのですから、その早さたるものすごいですね。私が登る時は昼ご飯や休憩を入れて5時間弱ですから、感嘆してしまいます。山頂には12時につかない記録にならないそうです。でもかなりの集団が登っていますから、追い抜くのは難しいでしょう。特に7合目から8合目にかけての岩場は厳しいですね。一般登山者はちょっと迷惑でしょうか。岩場でもかなり足止めされていましたからね。でも伝統行事ですから、挑戦したい人のためにも、続けていくべきでしょう。
 富士山は遠くから眺めるにはいいものです。冬になると富士山が見えて、それが白いとよかっと思います。不思議に見ていて安心する山ですね。もっともそれは日常的に見えるからでしょう。来週に富士吉田まで行きますが、夜に見る富士山の夜景はなんとも言えずきれいで、みとれてしまいます。

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