鴛鴦呼蝉庵日乗

2007.01.31  声を出すこと

 声を出すということについて、いくつかのアドバイスをしました。声を出す時に、大きな声ではなくて、はっきりと話すことが先だと思っています。口を開けることです。母音をはっきり発音するためには、「ア」の音を出すことです。「ア」の音は口を大きく開けます。それは大きな声を出すのではなく、口を開けることで、自然と姿勢を正すようになり、そして口を開けると自然にお腹に力が入ります。その結果、大きな声が出ます。大きな声が出なかった人は、大きな声を出す技術を知らなかったのです。その技術とはお腹に力をいれますが、力を入れるというのは内面のことなので、外見からわかりにくいのです。その点、口を開けるということは、外見で判断できます。鏡を見ればわかることです。それゆえ、口を開けることは容易に会得できるのです。それから声が出るようになるのです。
  出来ない、混乱しているということは、その整理の方法がわからないからです。整理できればいいわけで、その方法は簡単であればあるほど有効です。
  指示することは、簡単であれば、いいわけで、一指示は一事項に限るのです。それがわかりやすさ、そこからの発展への道だと思います。

 「テキスト削り2」のことで、いくつか問い合わせがありました。ご利用いただいた方に感謝いたします。

[今日の記録]
睡眠時間:6:10就寝、6:50起床、0:40時間。
天気:晴
最高気温:15度

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