鴛鴦呼蝉庵日乗

2006.06.29  システム設計とアート指向

 日本HPが新製品発表会で事例発表としてスタジオジブリのシステムについて説明があったという記事を読んで、なるほどと思うことしきり。
  ワークステーションでネットワークに保存している関係から、サーバーは5Tとしても、クライアントは、Intel Xeon Processor 2.8GHz×2と、NVIDIA Quadro4 900XGL(AGP)で、72Gということから、それほど多くはなかったようです。インターネットには接続していないのは、外に出すとセキュリティが強化されて、その分ソフトの処理速度に影響するわけで、それはその通りだと思いました。使用するソフトは、
  セルシスの「QuickChecker」
  Digital Videoの「TOONZ 」
  SOFTIMAGEの「SOFTIMAGE|XSI 」
  Avidの「Media Composer Adrenaline HD」
ということで、完成される動画は、16bit、2,144×1,160ピクセルなので、2TBほど使うそうです。さすがにこれだけの容量となると、パソコンの能力も64bitにならないと、うまく機能しないかも知れません。
  SOFTIMAGEのXSI V5.11は速度が速くなり、レンダリングも目視に耐える程度になっていますから、これからも使われていく傾向にありそうです。もちろん、MayaやLightwaveや、その他のソフトも当然、使われていくのでしょうが。

 会議のあり方について、少し考えました。報告のみの会議は確認のために行います。審議する会議は、戦略や方途について考えます。審議と報告、そしてそのための協議はどうするかということです。
  文部省の記事の中に、PDCAについて書かれていました。今頃にTQCの考えが入るとはという思いがありつつ、このPDCAについての考えは、ものごとを処理していくことの計画、実行、評価、改善となるわけで、Plan→Do→Check→Action、という流れには会議のあり方に沿っていると思います。
  そのうちに、改善策を出して、それがいいわけではないのですが、そこからの展開について考えたいと思いますが、果たして効果があるかどうかは、マーケティングの効果と同じぐらい低いと思います。

 すでに夏日となった6月の終わりで、この調子だと、夏も暑いのかと思いつつ、季節は少し早くなっているかも知れないとい思いながら、今日は書類整理と、冷房病と足の痛みを治すべく休養。時間はないのですが、足の痛みは冷房が原因で、温めて直すしかないのと、適度な運動です。

[今日の記録]
睡眠時間:4:30就寝、9:00起床、4:30時間。
天気:晴
最高気温:31度

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