鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.08.13  お盆休み

 世間相場なので、明日より、19日までこちらも、お盆休みとして、更新停止です。

 遠くより花火の音がしていましたが、まさか東京湾ではないでしょう。重低音は花火に気が進まないときは、騒音となります。ここは難しいところです。

 桃を剥くときに、上から剥くか、枝の方から剥くか、どちらでしょうか。剥きやすさというのは、難しくて、桃のようにすべりやすく、汁が出やすいものだと剥くのに苦労します。そして、芯の部分をかじると、どうしても桃の繊維が歯にはさまりやすいので、これまた面倒だったりしますが、あの甘さは、手を洗っても、手にしみこむぐらい強い芳香とともに、夏の風物詩になっています。
  桃といえば、「桃夭」で、村山吉廣先生に習ったのですが、あの詩の意味については純正でした。その後に、駒田信二先生にも同じ詩を習って、その時は、いろいろな意味があることを知りました。俗謡で、民間に流布したものですから、それなりの意味があるでしょうけど、でも「詩経」に入るわけですが、俗過ぎることもないので、ほどほどの解釈が必要かと。それも今となってはわかることもありません。
  「詩経」の詩は古代詩ゆえにリズムによさがあります。詩も歌も音があるかないかでも、リズムというのはあります。ことばのリズムです。それが響くかどうか、歌のよさもあるとおもいます。音だけではどうしても技術論になりますから、響きにくい。歌があって、それの意味がどうかは分からなくても、歌は歌の意味が届くかどうかでしょう。曲はその音が、音の意味が届くかどうかでしょう。芸術は感じる側にあるわけですから、それは奥深さを求めるかどうかです。理論なんか通用しない感性の世界ですから。

 「夏長崎から」の放送があって、スタレビが加山雄三の後に出たのはびっくりでした。「Amazing Grace」を歌わせたら、男性コーラスではスタレビが飛び抜けているかもしれません。「かぜのように歌が流れていた」でも、コーラスはよかったですから。ただ、稲佐山のでは、ちょっと緊張したのか、少しはずれてました。
  今まで売れてなかったバンドが、こうやってテレビに出られるというのは、ちょっとはずかしい気もします。

 フォントのことが続きましたが、だんだんと落ち着いてきて、今のところの経過を書いておきます。和文フォントに合わせる欧文フォントです。従属欧文を使わないという条件です。
  明朝体 Times New Roman, Century, Garamond, Centaur
  ゴシック体 Helvetica, Univers, Futura, Frutiger

 よくわからなかった Bitstream社はしっかりした会社だということが判ったので、今使っているものはそのまま使うことにしました。とりあえず、上記のフォントは入っているで、今後、組み合わせてみます。それと、Bitstream社のフォントで、置き換えます。
  「Helvetica Neue」−「Swiss721」
  「Frutiger」−「Humanist 777」
  「Univers」−「Zurich」

 小指の怪我は大分よくなってきました。水仕事でも滲みないのですが、ちょっと強く押すと痛みはあります。もう少しで完治です。

[今日の記録]
睡眠時間:5:00就寝、10:00起床、5:00時間。
最高気温:32度

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