blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.07.19  ジャストオンタイム

 NHKで運送業者の番組があって、延着に対する違約金としての請求が運賃よりも高いことがあるそうです。どんな交通事情があっても、依頼主側は時間通りの必着を求めますから、その縛りが、運転手への過酷な労働になり、結局、スピードオーバーになりやすいとのことです。その反面、テレビ取材の会社のように安全を売りに出して、スピードを守ることでアピールしても、結局、スピードオーバーしても早く着く業者、早くというよりも、時間通りに着く業者を選んでしまうことになりかねません。
  以前、4トンを2台手配した件があって、そのときは、地方から東京に運ぶときでしたが、10時配車でお願いしたら、8時にはすでに近くにいました。なんでも、東京から向かうときに渋滞にはまることを避けて、朝5時には出たそうです。ちょうど、連休時でした。渋滞がなければ、7時に出ても十分間に合うのですが、渋滞での遅れを懸念して、早くに出る。それでも運賃に変更はありません。そういう時間の縛りは、どうしても、労働時間ではなくて、質的な、肉体疲労、精神疲労としての労働加重となりやすいと思います。オンデマンドの思想が普及してしまった今は、ジャストオンタイム、という思想のどこかに実は間違いがあるのではないかと考えるべきなのでしょう。

 父親の法事の寺では、12時始まりのはずなのに、11時には集まります。それで、本堂に上がり込んで、お茶を飲んで世間話をする。茶菓子がない時は、持参する。そんなこんなで、小一時間、話が進む。で、12時になっても、お坊さんは出てこない。だれもそれを気にしない。そういうことがありました。で、お坊さんが出てきて、法事が始まり、そして終わるというもの。その後の会食も時間を決めてはいても、店の方が要領を得ていて、寺を出るときに電話をくれというばかりで、何時からというのは、必要ないというのです。昼とか午後とか夕方とかという区分でいいらしいのです。そんなゆっくりな時間だから、分単位で動く必要はなくて、枠組みとして午前と午後ぐらいの感覚で十分らしい。それは、一日にたくさんの用事を入れると、それを消化できなくなるからでしょう。
  人によって、消化する時間はことなります。それゆえ、その人の個性に合わせて時間を設定することになりますが、病人を運ぶとか急ぐときは別で、そう大したことのない場合は、時間軸の観点を変えていくこともいいかもしれません。

 昨日からのだるさがまだ残っていて、起きても寝ても、だるく、足のむくみもとれず、気力の問題かも知れませんが。

 3:00就寝、8:10起床、5:10睡眠。
  朝食、なし。昼食、冷や奴、プレーンオムレツ、サラダ。夕食、ごはん、みそ汁、冷や奴、サラダ。夜食、なし。

 
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