鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.06.22  夜短

  昨日の話。夜、浜本研究室を出て、14号館の入り口に。そこにいたのは、黒猫がよこたわって、ばかにしたように、こちらを眺めたこと。ばかにはしていなくて、むしろ見た私の方が自分をばかにしているかもしれませんね。帰り道に何度も猫をみかけましたが、夜11時頃、猫の動きは盛んなのでしょうか。

 紫陽花が盛りですが、そろそろ終わりですね。

 「徒跣(かちはだし)」「藤衣(ふじごろも)」について調査。なんてことはなかったですね。

 プラスチックの竹筒に入った葛切りを食べました。押し出すのでして食べるのですが、竹筒という風流なのがよいのか。ただプラスチックというのがどうかと。でもおいしさに罪はありませんね。おいしいのはいいことです。楽しいですから。

 6:00就寝、11:00起床、5:00睡眠。といっても、朝寝て、昼起きると、一日中ぼうっとしてしまいますから、無駄な時間となります。それはいつもわかっていても、気が付いたら、この時間でした。

 田近先生の研究所で話し合い。最初はまくらで、カスピ海ヨーグルトの話。先週いただいてから、いろいろな牛乳で試して、いずれも成功。容器を消毒したのと、温度管理でした。また、部屋の換気をちゃんとして、温度が高温にならないようにしました。ただ、低温殺菌よりも高温殺菌がいいのは試してからわかりました。後に公式サイトで確認したら、高温殺菌がいいとのこと。いろいろ書いてあって参考になりましたね。公式サイトはちゃんと詳しく書いてあるので、助かります。菌がだめになっても、公式サイトから購入できるので、一安心。

 サンダルを購入。いろいろ考えて、「最上」のサンダルに。ただ滑室内用なので、水たまりなどではすべるのが欠点。大きさも28だと大きすぎて、27だと小さすぎるので、その中間がほしいですね。あと甲の部分が少し狭いこと。広ければ、外反母趾も治るかもしれません。

 体調が先週からすぐれず、電車などから降りると、少々貧血気味に。今日も帰りになって、かなりふらふらしてました。水分不足だと思いますね。朝の暑さは辛かったですから。汗をかく方なので、暑さはだめですね。寒さもだめなので、ちょうどいい季節というのはほんのわずか。

 夏至でした。一番昼が長い日。けど、私の場合は、夜が長いですからね。日の出ているときに寝始めて、日の出ているときに起きていることが多いので、夜の時間は起きている時間となります。周りからも心配されてますが、倒れてもよいかと。そうなれば休めますから。昨年の九月に倒れましたから、その時の感覚はわかっています。もっとも体調が悪いときは、精神的に悪い時と重なりますからね。

 伊地知ナナ子さんから連絡。脚本家で、演出家で、役者。そして「劇団サッカリンサーカス」の主宰者。 第6回沖縄市戯曲賞大賞受賞などめきめきと活躍中。第一期の国語表現受講者。そして論文コンクールで韓国に行った4人のうちの一人。で、送ったメールの一部を掲載。私信は掲載することはないのですが、相手が脚本家ならば、言葉は当然、公のものとなりうるので、掲載は私の判断。そういうこと。むしろ、次の部分は伊地知さんに送ったというよりも、自分が確認のために書いたというのが事実。以下。
  「どんどん書き続けていくことに意味があるので、書き続けられないなら、死んだ方がいいですよ。書くことは生きることなのですから。そういう意識をもっていれば、大丈夫です。だれのためでもない、自分のためなのですから。それが国語表現、自己表現なのです。
 脚本は素材なので、それを活かすかどうかは、演出家の影響が大きくそして演ずる者がいるのですが、それは、脚本の言葉を演ずる者が再現する、あるいは伝達するのではなくて、脚本の言葉を演出家が解釈する、そして脚本を演ずる者が解釈し、演出家と演ずる者がそれぞれの解釈を戦うところに演劇という緊迫性が存在します。脚本家はすでに書いた時に過去の遺物になります。それゆえ、脚本家が演出家を兼ねる場合は、自分の書いた文章を客観的に解釈できるか、その能力がないと、いつまでも自己を対象化できず、脚本という作品が中途半端なものとなります。そこが怖いことなのですね。それゆえ、書いていく行為と解釈する行為とのせめぎあいをどのようにしていくか、そこが大切なのであって、演じる者は、脚本の言葉を伝えようとすると間違えるのです。あくまでも表現というこういは、解釈なのですから。」

 本を買いすぎて、周りが不安定に。さきほど、本がぐらぐらしていました。

 本の目録や、新刊案内がよく届きます。そうすると、必要な所はページを折ったりします。そして買いたい本について書いてある場合は、それを破ったりします。それをためて、少ししてから購入の判断をします。ただ、いい本と思うものはすぐ買いますね。それは感覚のなせるわざですね。その感覚は知識の総体。目録をよく見ていくうちに、目次を見ていい本かどうか判断できるようになりました。それは経験ですね。重ねていくことが大切。何事も。継続ですね。継続。続けていくうちに見えるものがあります。せっかく続けているのに、自分が、そして周りが見えないと継続する意味がないですから、とにあえず継続することを勧めています。いつかそれで成果があれば、続けてよかったことになりますし、だめだった場合は、やめればいいのですから。

 アニメの作画に疑問。ちょっとした不統一を発見。だからどうした、いや、別になんでもないのですがね。つまり、そういう細かいことは気にしないということ。どういうこと、いや別になんでもないのですがね。


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