鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.04.19 立ち話

 昨年の方々に代わって、今年は新しいお三方が委員を引き受けて下さいました。昨年もいいトリオでしたが、今年もいいトリオです。よろしくお願いします。一昨年の方と話しました。よく観察、思いやりをもった上での悩みですね。要点は期待と尊重との両立ですね。難しい。でもみなさんの心は一つで、お子さんの進路達成のために最大限の支援をしていくことです。

 その前に30分ほど立ち話。中身の濃い話でした。自分自身を高めていくにはどうするかという永遠の疑問。難しいですね。集中したいのに、できない時はどう対応していくか。そして自分自身の能力の限界を知ってしまったらどうしたらいいのか。永遠の課題ですね。目標意識をどうもつかということです。私は、自分であつつづければきっといいことがあると思います。去年はいろいろ自己内での苦悩もありましたし、他人からの非難や曲解などもあって、大変苦労しましたが、今年は比較的いい傾向です。春から手術や浜本先生の引っ越しの手伝いやら、田近先生の研究室の引っ越しの手伝いとか、いろいろ忙しい毎日でした。留まることなく、毎日過ごすことで、悩みを忘れたのだと思います。疑心暗鬼や懐疑心、中傷などの渦もそれに巻き込まれながらもなんとかここまで来られたのは、結局自分自身を守るからでしょう。つまり保身であると。保身であって当然なのです。しかし、自分からは保身ではいけない。自分が自分に投げかけて、そして自分の中の何かを読み取る。読み取ってから活かす。そういうことから、自分は成長していきます。

 今年と来年で勝負をかけます。いろいろと他の所で手を抜きますが、自分のため、自分の存在感のためにがんばりたいと思いました。ここ数日、ちょっと自分に変化が。あきらめというか、乗り越えたというか。もう、いろいろな事は過去にして、今すべきことをすることに。自分のため、そして、自分の生き甲斐のため。
 立ち話をしていたら、そういうことがはっきりしてきました。人と話すと自分を相対的にできるから、そういう人はありがたい。議論の対象として自分を活かすことができるからです。議論というのは楽しい。
 それゆえ、今度は議論が苦手な人に対して、議論は楽しいということを伝えたいと思います。まずは自分の自信から。5月から実験開始です。書くことの楽しさを伝えていきます。

 3日前ほどから風邪を引きました。夜になるとくしゃみが出ますが、花粉症に似ていますが、否なるところが、くしゃみのみです。


前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2003,Kurokawa Takahiro All rights reserved.