鴛鴦呼蝉庵日乗
  2001.11.9 現代狂言観劇記「RASHOMON」
 11月8日にシアター・コクーンで「RASHOMON」を観てきました。原作は芥川龍之介の「羅生門」「偸盗」「藪の中」で、脚本が安住恭子、 演出は野村萬斎、そして出演が、人間国宝の茂山千作 茂山千五郎 茂山七五三 茂山千三郎 茂山逸平 野村万作 野村萬斎 石田幸雄 という東西の狂言師です。
 劇の始まりでは、ちょっとこの劇はどうかなという気になりましたが、次第にそれぞれの役者の演技が、狂言のよさを取り入れ、、こっけいさを出しながら、それぞれの役者の個性が光った舞台でした。そして観た昼の部では、ポストトークがあり、萬斎、千三郎、逸平が語っていましたが、東西の狂言の名優が演じるのは、なかなかおもしろいものです。
 今回は、茂山七五三(しめ)の演技がなかなかよかったと思います。

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